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人生を豊かにする読書ブログ

本の書評、紹介、雑記などを書いていきます。

実は恐ろしい「ノマドと社畜」

書評

今日は「ノマドと社畜」を読みました。

ノマドと社畜 ~ポスト3・11の働き方を真剣に考える

ノマドと社畜 ~ポスト3・11の働き方を真剣に考える

 

 

少し前、「ノマド」という働き方が注目されてましたね。ノマドには、「場所にとらわれずに自由な働き方をする」「個人事業主やフリーランスとして、雇われずに働く」といった意味があるのですが、実際は「電源のあるおしゃれなカフェ」「短期間で大金を稼ぐことができる」といった甘美なイメージだけが先行して、本来のノマドの厳しい実態など知らずに、学生や若者の中で憧れの働き方として世間を賑わせていたのを覚えています。筆者はそんな安易なノマド志望の人たちに警句を弄しています。

 

ノマドになれるのは「スーパーワーカー」だけ

ノマドに必要なのは、専門知識やスキルだけではありません。「ひとりでまわすラーメンの屋台」状態ですから、営業、事務処理、対人能力も必要とされます。全部自分でやらざるを得ないので、普通の会社よりはるかに高い能力が必要なのです。

 

本書で紹介された事例を読むだけで、「お気軽ノマド」のイメージがすぐ消え去りました。実は会社員なんかよりも全然厳しい世界で、安易に「セルフブランディング」などと口が滑っても言えません。

 

ノマドになりたい人がやるべきこと

1.実際にフリーランスや自営業者として最低5年から10年働いている人に話を聞いて、実態を知ることです。〔中略〕

2.フリーランスや自営業が「食べて」いくのに向いているスキルや技能を探し出して、身につけることです。〔中略〕

3.フリーランスや自営業者として働くための基礎知識を身につけることです。

4.英語を身につけることです。

 

筆者は、「ノマド」という働き方を一概に否定しているわけではありません。実際に外国ではフリーランスといった働き方も上手に機能しています。安易なイメージだけで目指すのではなく、しっかり実際の実際を知り、そして戦略的にスキルや技能を身につけろ、ということです。

 

中々「ノマド」という働き方は、マッチョにしか勤まらなさそうです。本書を読む限り、僕にノマドは無理だなと思わずにいられませんでした。

 

ノマドと社畜 ~ポスト3・11の働き方を真剣に考える

ノマドと社畜 ~ポスト3・11の働き方を真剣に考える

 

 

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