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人生を豊かにする読書ブログ

本の書評、紹介、雑記などを書いていきます。

人は「バカ」を知ることで賢くなれる 「バカとは何か」

今日は「バカとは何か」を読みました。
バカとは何か

バカとは何か

 

「バカ」とは何とも過激な言葉である。人はバカと呼ばれると不快に感じる、それは僕も同じだ。ではそもそも「バカ」とは何だろうか?どういう状態の人をバカと呼び、そしてバカの治療法とは何だろうか?そうした問いの答えが本書では記されている。

 
 

バカについて

1.バカとは多面的なものであり、多くの意味をもつ。〔略〕さまざまなバカが存在する。
2.そのため、よほどのことがない限り、誰もが一つや二つバカに当てはまる。
3.その際、バカは原則的に今の世の中で不適応なものであるので、それに自ら気づき、克服していくに越したことはない。
4.〔略〕バカと言われた際に、それは治らないものと考えるべきではなく、治るものとして受け止め、欠点を改善すべきである。
5.それでも言われると腹が立つのが「バカ」ということばである。しかし、そこで怒ったり相手を恨んだりするより、自分のバカを治すほうが、「リコウ」の対応である。


上記はバカについての筆者の見解だ。
僕が「バカ」という言葉から単純に思い浮かぶのは「勉強が出来ない」というイメージだったが、実際はバカにはそんな単一的ではなく、様々なバカがあるそうだ。そりゃあそうだ。勉強など人生の一部でしかないし、バカの定義など人によってバラバラだ。

 
 

リコウであってもバカに見られたら終わり

バカであることと、バカに見えることはやはり別物である。〔略〕
本当はリコウな人なのに、周囲からはなぜかバカに見られる人もいれば、実際はかなりバカの定義に当てはまる人なのに、周囲の人にものすごくリコウな人だと思われているというケースは少なくない。
これは激しく同意。結局バカを測る尺度は自分ではなくて、他人や外にあるということに気をつけないといけない。自分が利口な行為だと思っても、それが利口かどうかは他人がそして結果が決めることである。そのことが分かってたら、自分よがりの近視眼的な考え方、行動から脱却でき、それがひいては「バカ」と呼ばれることも少なくなるだろう。
 
 
 
格差拡大、知識社会到来など、これからバカであることはますます生きづらい世の中になるだろう。利口になることで得になることはあっても、損になることはない。
「利口」の反対の概念である「バカ」を理解することで、逆に「利口」について理解が深まるような本でした。
  
バカとは何か

バカとは何か

 

 

 

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