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人生を豊かにする読書ブログ

本の書評、紹介、雑記などを書いていきます。

天才の特徴とは? 「天才!成功する人々の法則」

 今日は、「天才!成功する人々の法則」を読みました。

天才!  成功する人々の法則

天才! 成功する人々の法則

 

 「天才」、この言葉からあなたはどんな人を想像するだろうか?きっと「ある分野において才能がある人、頭がいい人」をイメージすると思います。そして、成功している人たちを見て、「あの人たちは、生まれつき才能がある『天才』だったから成功したんだ」と思うだろう。
本書では、こうした「才能があるから成功した」というその人の内部要因ではなく、その天才を生む外部要因に注目して書かれています。
つまり本書では、その本人個人を超えた視点から、その個人がどのような時代背景の中に生まれ、どのような教育を受け、どのような経験を積んだ結果として成功したのかといった、天才の成功を「社会や共同体」の視点からとらえ直しています。
この点が、伝記などで見られるようなこれまでの天才や偉人に関しての分析と一線を画するところです。
では、天才が天才になる過程にはどのようなものがあるのだろうか?

 

「好機」に恵まれる

筆者は「わずかなアドバンテージが将来を左右する」と主張しています。
例えば、日本のプロ野球には4月〜6月生まれの選手が多いのですが、これは選手育成の世代を4月で区分しているからです。つまり、その年に早く生まれた子ども(少しでも成長している子ども)ほど機会に恵まれるということです。才能があったかもしれない3月生まれの野球好きの少年が、体が小さいという理由でレギュラーになれず、野球を諦めてしまうかもしれません。たかが「生まれが少々早かった」という小さな優位性が、その後のレギュラー経験から得られるものや人よりも多い練習量などの新しいアドバンテージを生み、そしてそこに乗り遅れた人は成功から漏れてしまう可能性があるということです。

 

1万時間の法則 

筆者は、天才になるために必要なトレーニング量を「1万時間」と明確に定義しています。どんな分野においての天才も、最低限「1万時間」は練習しなくては天才になれないと主張しています。ちなみに、1万時間とは毎日3時間の練習で約9年、8時間の練習で約3年かかる計算です。ここで大切なのが、「長時間にわたってトレーニングを積める機会」こそが「並外れた好機」ということです。

 

 

本書は、成功者の「努力と個人的資質がすべてを決める」という考え方を否定しています。簡単にいうと、「生まれながらの天才などいない」ということです。
「自助努力」だけで成功したものなどおらず、歴史や社会そして好機や遺産の産物が成功者を成功者たらしめる要因なのです。

天才!  成功する人々の法則

天才! 成功する人々の法則

 

  

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